CloudPRNT はじめに
Star CloudPRNTはHTTP、JSONベースのプロトコルで、WebサーバーがCloudPRNT互換のStar Point Of Saleデバイスからリモートでイベントを制御および受信できるようにします。 CloudPRNTを使用すると、モデルに応じて、ドキュメント印刷、バーコード読み取り、カスタマーディスプレイの更新をサーバー側で制御できます。
CloudPRNTは、低遅延が厳密に要求されないキッチン配達注文印刷、倉庫ピックチケット印刷などのリモート印刷アプリケーションに適しています。また、周辺機器制御を備えた従来のPOSなどのアプリケーションにも適しています。
これはWebベースのアプリケーションには非常に便利ですが、任意のシンクライアントスタイルの環境にも適用できます。 CloudPRNTは、ローカルサイトでIPアドレスやカスタムファイアウォール/トンネリングルールを管理する必要がなくなるため、インストール、セットアップ、および毎日の使用を簡素化することもできます。
接続の簡素化に加えて、CloudPRNTはクライアントとサーバーが互換性と機能の情報をネゴシエーションできるメカニズムを提供します。プリンターは、自身のコマンドセットと互換性のあるメディア形式、用紙サイズ、印刷領域、出力解像度をサポートしています。 これにより、サーバーはクライアントデバイスにあわせて出力を適切にフォーマットできます。
現時点で、CloudPRNTと互換性の下記のStarプリンターが利用可能です:
- Star mC-Print2
- Star mC-Print3
- Star TSP100IV
- Star TSP100IV SK
- Star mC-Label3
USBホストをサポートするデバイス(mC-Print3およびmC-Print2 LBバージョンのすべてのバージョン等)は、バーコードスキャナ、カスタマーディスプレイなどの周辺機器もサポートします。