スター精密の歩みについてご紹介いたします。
1950年スター精密は次の3つのスピリットに基づいて精密部品加工の事業をスタートしました。
事業をはじめて半世紀以上を過ぎた今、創業当時とは社会環境は大きく変化しています。
また、ビジネスの世界においてもグローバル化により国際的な競争が必要となり、高い価値を持つ製品の提供が求められています。
そのように環境が変化したなかでも色褪せることのない3つのスピリットに基づき創業した当社は現在、小型精密加工・組立をコアとする技術集団として常に高付加価値製品を生み出し、世界を相手にビジネスを展開する企業へと発展を遂げています。
3つの創業のスピリットに基づき事業をスタート。
腕時計部品の量産を通じて精密部品加工の専門メーカーの地位を確立。
現在も捲真やネジなどの腕時計部品の加工では、国内トップクラスのポジションを築いています。
精密部品加工用に自社で製造、使用していた部品用加工機で工作機械市場へ進出。
自らがユーザーであることによるユーザーの視点を活かしたマシンを生み出し続けています。独自の最適制御技術であるモーションコントロール技術を開発するなど常に先端技術に挑戦。高精度の精密部品加工に適したスイス型自動旋盤において高い市場シェアを誇ります。
従来からの精密加工技術と先端のエレクトロニクス技術の融合により新しい事業分野を展開。
電卓に搭載するポータブルプリンター開発に始まる特機事業は現在、POSシステムに利用されるプリンターを主力製品としています。
スター精密は、1962年イギリス向けに初めて工作機械を輸出して以来、常に「世界」を視野に入れて事業を展開しています。
1977年に初の海外販売会社をアメリカに設立。以降成長地域に積極的な進出を図り、現在では海外販売網はアメリカをはじめ、ヨーロッパからアジアに広がっています。
1970年代後半に韓国での海外生産を実施。1989年には中国・大連市に現地法人の生産子会社斯大精密(大連)有限公司を設立。いち早く中国での生産に乗り出し、現在では当社グループの重要な生産拠点へと発展しています。また、精密部品や工作機械の生産子会社を上海やタイに設立するなどグローバルな最適生産体制を構築しています。
当社グループは、常に成長する分野に身を置き、成長する地域に事業展開するグローバルグループ経営を目指しています。グローバルな視点での企画・開発・生産・販売の最適化、環境管理活動の推進を重点施策として、社会的責任を果たすとともに、企業価値の増大に努めています。
特機 | : | 20.7% |
工作機械 | : | 74.1% |
精密部品 | : | 5.2% |
国内の事業所をはじめ、海外の生産子会社において環境マネジメントシステムの国際規格ISO14001を取得した他、廃棄物ゼロを目指す「ゼロエミッション」活動を行うなど環境管理活動を推進しています。
また、コンプライアンスの徹底などCSR(企業の社会的責任)活動にも積極的に取り組んでいます。